2022年12月3日(土)、駒澤大学 駒沢キャンパス において、せたがや福祉区民学会第14回大会が開催され、代表の白石が発表してきました。
本学会は、区内8大学、福祉事業所で働く方、区民や行政関係者など、様々な方々が一堂に会し、日頃の実践研究活動の発表を通して交流し学び合う学会です。
発表テーマ
“その人らしさ”と向き合うことで主体性を引き出すことの出来た一症例〜Youtubeによる自撮り機能活用による社会参加の促進〜
訪問で担当していたパーキンソン病患者さんに対するYoutubeを活用した事例について拙い内容ではありましたが、紹介させて頂きました。
本症例においては、コロナ感染拡大を契機に自宅生活を余儀なくされ、活動量の低下と共に身体機能が衰えてしまったケースに対し、オンラインツールを活用して”その人らしさ”を引き出すことで結果的に身体機能面にも好影響を及ぼすことが出来ました。
リハビリテーションの本質はただただ機能訓練を行うことではなく、その人らしさを引き出し主体性を持って生活することにあります。
改めてリハビリテーション専門職としての原点回帰となった事例であり、私自身も担当する患者さんにイキイキとした人生となるようなサポートをこれからも続けていきたいと思います。
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