「医療の専門家をもっと身近に」パーキンソン病の方向けフレイル予防プログラムとは

リハトレスタジオ世田谷
代表 白石哲也

医療の専門家が早い段階で関われていれば、介護を必要とする人はもっと減らせるはずなんです。

そう語るのはリハトレスタジオ世田谷代表・の白石哲也(しらいし てつや)さん。

白石さんは、ご自身の活動拠点でもある世田谷で「オンライン対応可能なパーキンソン病専門の自費リハビリスタジオ」を軸とした事業を展開中。

さらに、オンラインで次に挑戦したい“とある事業”も絶賛進行中だそうで…?今回くわしくお聞きしました。

〈聞き手=平田(プロエル編集部)〉

代表の白石さんは、世田谷区を拠点に在宅医療の現場やスポーツトレーナー、クリニックなどを中心に理学療法士として約17年活動。

2022年に保険外リハビリスタジオ『リハトレスタジオ世田谷』を設立し、地域密着型のリハビリサービスを提供してきました。

今回新しく始めることとなった「パーキンソン病専門フレイル予防サロン”プロエル”」とは果たしてどういったものなのでしょうか?

パーキンソン病は進行とともに体が動きにくくなる神経変性疾患

そもそも論で大変申し訳ないのですが、『パーキンソン病』ってどのような病気なのでしょうか?

白石

パーキンソン病を簡単に説明すると、脳内のドパミン神経が減少することで、体の動きがスムーズにできなくなる病気です。進行性の神経変性疾患に分類されます。
具体的には、『手足が震える(振戦)』『動きが遅くなる(無動)』『筋肉が固くなる(筋強剛)』『バランスが取りにくくなる(姿勢反射障害)』といった症状が現れます。
パーキンソン病というと、『すぐに動けなくなってしまう』と誤解されがちですが、適切なリハビリや運動、薬物療法によって、進行を遅らせたり、生活の質を向上させたりすることが可能です。
つまり、パーキンソン病とは『脳内のドパミン不足によって、体を動かしにくくなる病気』 だと考えると分かりやすいですね。

なるほど。最近、歩くときに足がスムーズに出なくなったり、転びやすくなったりしていて…。
何とかしなきゃと思うんですが、 運動って本当に効果があるんでしょうか?

白石

まさに 運動 は、パーキンソン病の進行を遅らせるために、とても重要なんです!
研究でも、 適切な運動を続けることで、歩行やバランス、筋力の低下を防ぎやすくなる ことが分かっています。

ただ運動すればいいのではなく、 専門家の指導のもとで正しい運動をすることが大事 なんですね。

白石

その通りです! パーキンソン病の症状に合った運動を、安全に継続する ことがポイントになります。

フレイルは加齢によって心身の活力が衰えていること

そもそも論で大変申し訳ないのですが、「フレイル」ってどういう状態のことを指すのでしょうか。

フレイルをそのまま直訳すると「虚弱(Frailty)」となるのですが、虚弱という表現だとネガティブなイメージを持たれてしまうため、適切ではないように思います。

フレイルとは、「健康と介護の中間で、加齢によって心身が衰えていること」を指しています。

なるほど!私の両親がまさに「フレイル」の状態になっている気がします。。
こういった状態の方に「運動」が有効なのでしょうか。

まさにそうなんです!運動ってやれば効果があるのは誰しもが理解していると思いますが、

「具体的にどういったことをやれば効果的なのかわからない」
「やっている運動が合っているのか心配」


こういった不安を抱えていても、体の専門家に相談をする機会がないので自己流でやっている人も多いと感じています。

なるほど!私の両親がまさに「フレイル」の状態になっている気がします。。
こういった状態の方に「運動」が有効なのでしょうか。

フレイル予防のカギは「運動」だけじゃなく、「栄養」と「つながり」

フレイル予防でイメージしやすいのは「運動」。
それ自体は間違いありませんが、運動だけでは十分とは言えません。

フレイル予防には運動に加え、「栄養」と「つながり(社会参加)」がポイントとなります。

言われてみると「たしかにそうだよな〜。」って思います。

運動だけじゃなくて「栄養」に関しても学ぶことができるんですね!

そうなんです。
運動の専門家である理学療法士の他に、管理栄養士や言語聴覚士も講師として定期的に配信しています。

また、配信動画は録画保存されているので、当日見れなくても後日視聴することが出来るようになっています。

栄養やお口周りの専門家も講師陣にいるのですね。
それは個人的にも興味があります…!

ただ、さきほどフレイル予防には「つながり」が大切とおっしゃっていましたが、オンラインでつながりって作れるのでしょうか?

ZOOMを使った交流会で「顔のみえる関係」作りもできる


オンライン上でつながりを作るに欠かせないのは「顔のみえる関係」作りであると考えています。

チャット上だけだと参加者の顔が見えていない分、参加者同士の関係も希薄になってしまいがちです。

フレイル予防サロン「プロエル」では、毎月ZOOMを使ったイベントを開催します。
サロン内のメンバー同士が「顔の見える関係」になることで、サロンに参加する楽しみもより一層増すのではないかと考えています。全国に共通の仲間が出来るのってオンライン上でも嬉しいですよね。

たしかに、顔を出して参加するのにハードルはあるかもしれませんが、顔の見える関係になれると、「安心・安全なコミュニティの場」になりそうな気がします。

こういったZOOMを使った交流会は多少ハードルもあるので、最初のうちは講師のライブ配信をただ見て学ぶだけでも十分だと思います。

そこから徐々に慣れてきたら、
①ライブ配信中にチャットでコメント
②参加者同士でチャット上で交流
③ZOOM交流会に参加

といったSTEPを踏んでいくとよりサロンが楽しくなっていくんじゃないでしょうか。

とっても楽しそうです!オンラインサロンに慣れていない方もいると思うので、徐々に交流していけば安心ですね。


ただ、一点不安になるのではないかと考えているのが、
オンラインサロンやZOOMの使い方が分からない方”って沢山いるような気がしています。

両親が、まさにこういったアプリの使い方が分からなくていつも私が相談に乗っているので、サロンに入会しても操作が分からなくて挫折する人も一定数いるかもしれませんね。。

高齢者でも安心サポート体制!定期的にZOOMやサロンの使い方説明会も開催します

おっしゃる通り!
ZOOMやオンラインサロンなど、やってみたいけど「使い方が分からない」という方はとっても多いです。

慣れてしまえば簡単なんですが、最初は特に操作方法が分からず離脱してしまうシニア世代は非常に多いので、使い方説明会を毎月開催していきます。そういった手厚いサポートをやっているところは中々少ないので、「うちのサロン”プロエル”」ならではの特徴」じゃないでしょうか。

ここまで手厚くサポートしてくれるならシニアでも安心ですね。
うちの両親にも早速勧めたいと思います!

ただただ一方的にライブ配信するだけでなく、サロンメンバーが安心して参加できるよう、しっかりとサポートしてくれるオンラインサロン「プロエル」。

「自分はスマホも運動も苦手だから…」と諦めている方は、「プロエル」で挑戦してみては?