【10日間無料】PD病専門フレイル予防サロン 詳細

「運動しても意味ない」は本当?早期パーキンソン病患者にとっての“習慣”の力とは

今回は、私が「これは全パーキンソン病患者さんに読んでほしい…!」と思った研究を、わかりやすくお伝えしたいと思います。

テーマはズバリ、運動習慣の長期的な効果についてです。

特に、パーキンソン病と診断されたばかりの方や、まだ運動症状が軽いうちに「リハビリや運動って意味あるの?」と疑問を持っている方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

白石

「私自身、理学療法士として現場に立っていて、“もっと早く運動始めていれば…”と感じること、すごく多いんです。この研究は、そんな気持ちをこの調査では裏付けてくれる内容でした!」

では早速、研究内容をかみ砕いてご紹介していきます。

本記事の構成

紹介する論文について

今回取り上げるのは、京都大学の研究チームが発表したこちらの論文です。

Long-term Effect of Regular Physical Activity and Exercise Habits in Patients With Early Parkinson Disease
(早期パーキンソン病患者における定期的な身体活動と運動習慣の長期的効果)
URL:https://www.jst.go.jp/pr/announce/20220113/pdf/20220113.pdf

この研究は、日本国内の早期パーキンソン病患者237人を対象に、2年間という長期にわたって運動の効果を追跡した貴重なデータです。

参加者は、病気の進行が比較的ゆるやかな「早期」の段階にあり、運動習慣の有無によって次のような2グループに分けられました。

• 運動を定期的に続けていた人たち(運動習慣あり)
• 運動をしていなかった、または不定期だった人たち(運動習慣なし)

研究では、この2グループで運動症状・日常生活の自立度・服薬量の増加具合などにどんな違いがあるかが詳しく調べられました。

結果はどうだったの?

結論から言うと…

運動を継続していた人たちは、明らかに病状の進行が遅かったという結果が出ました。

もう少し詳しくお伝えすると、運動を継続している人たちは、

• 身体機能の低下するスピードが遅かった
• 自立した生活が長く保たれていた
• パーキンソン病の薬(レボドパなど)の増量が少なく済んだ

といった、非常に重要な違いが出ていました。

白石

「ここが大事。運動してたから“治った”わけじゃないけど、“進行がゆるやか”になったんです。これ、めちゃくちゃ意味あると思いませんか?」

どんな運動が効果的だったの?

研究で効果があった運動は、特別なものではありません。

• ウォーキング
• ストレッチ
• 軽い筋トレ
• 体操教室などのグループ運動

など、日常的に続けられるレベルの運動でした。

ポイントは、「何をやるか」よりも「どう続けるか」。

運動の種類にかかわらず、“週に2回以上・継続的に取り組んでいた人たち”が良い結果を出していたのです。

白石

「“激しい運動しなきゃダメなの?”とよく聞かれますが、そんなことありません。自分に合ったやり方で“コツコツ続ける”のが一番大切です!」

自費リハビリだからこそできること

ここで少し、自費リハビリのお話もさせてください。

この研究からわかるように、パーキンソン病では「継続的な理学療法」がものすごく重要なんです。

ただ、現実には病院のリハビリは保険制度の関係で期間が限られていたり、回数が少なかったりしますよね。

その中で、自費リハビリは“本当に必要な運動を、必要なだけ続けられる”選択肢として注目されています。

• 専門の理学療法士によるマンツーマン指導
• オンラインでも自宅でも、柔軟に対応可能
• 続けやすく、飽きずに取り組める内容をカスタムできる

白石

「病院のリハビリだけでカバーしきれないところを、自費リハビリがしっかり補う。そういう“二刀流”がこれからの時代に大事だと思っています」

習慣にするって難しい?続けるためのヒント

「いいのはわかってるけど、続かないんだよね…」

そう感じる方も多いと思います。

実はこの研究でも、運動を続けていた人の多くが“仲間と一緒に”取り組んでいたという特徴がありました。

• 家族と一緒に散歩
• オンラインの体操教室に参加
• 理学療法士との定期的なセッション

こうした「誰かと一緒にやる」「見てくれる人がいる」という環境が、継続には大きな力になります。

白石

「私も、患者さんと一緒に“やったね!”を共有するのが大好きです。運動って、誰かに応援されると不思議と続くんですよね」

なぜ“早期”から始めるべきなのか

この研究では、「早期」のパーキンソン病患者さんに絞って調査が行われました。

なぜかというと、進行する前に“脳や体の底力”をつけておくことが、のちの生活を大きく左右するからです。

リハビリや運動を始めるタイミングが早いほど、効果も出やすく、生活の質(QOL)を長く保てる可能性が高くなります。

白石

「“まだそこまで困ってない”からこそ始めてほしい。それが、未来の自分を助けることになります!」

まとめ:あなたの未来は、今日の“運動”で変わる

ここまでの話を振り返ると…

• 早期から運動を始めた人は、病状の進行がゆるやかだった
• リハビリや運動は、軽くても継続すれば大きな効果がある
• 自費リハビリは、“続ける仕組み”を作るための大きな味方になる
• 誰かと一緒に取り組むことで、モチベーションも保ちやすくなる

つまり、「運動は薬ではないけれど、未来の自分への“投資”になる」ということです。

私たち理学療法士も、皆さんが“その人らしく生き続ける”ためのパートナーでありたいと心から思っています。

「何をやったらいいかわからない」
「一人だと続けられない」
「本当に効果あるの?」

そんな疑問がある方は、ぜひ一度ご相談ください。小さな一歩が、大きな変化につながるかもしれません。

引用文献

Tsukita K, et al.Long-term Effect of Regular Physical Activity and Exercise Habits in Patients With Early Parkinson Disease.
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20220113/pdf/20220113.pdf

よければシェアお願いします
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

本記事の構成