【10日間無料】PD病専門フレイル予防サロン 詳細

「通わなくてもいいの?」理学療法士が教える、自宅でできるパーキンソン病リハビリの効果

今回は、「家でやるリハビリって、ほんとに意味あるの?」という疑問にお答えしたいと思います。

皆さんの中にも、「通院するのが大変で続かない…」「一人で運動するのは不安…」という声、多いのではないでしょうか?

そんな皆さんに朗報です。

自宅でできるリハビリ(ホームエクササイズ)が、通所型リハビリと同じくらい効果があるという研究結果が、ちゃんと出ています。

今回ご紹介するのは、オーストラリアの研究チームによるシステマティックレビュー論文です。

📚 論文タイトル:

Home-based prescribed exercise improves balance-related activities in people with Parkinson’s disease and has benefits similar to centre-based exercise
(自宅での運動療法は、パーキンソン病患者のバランス能力を改善し、通所型と同等の効果を持つ)
URL:https://doi.org/10.1016/j.jphys.2019.08.003

この論文、すごくわかりやすくて実践的な内容なので、皆さんにもぜひ知っていただきたいです!

白石

「“家でもちゃんと効果がある”って、めちゃくちゃ勇気づけられる言葉ですよね。これはもっと知られていい!」

本記事の構成

家でのリハビリって、どんなことをするの?

「ホームエクササイズ」と聞くと、どんなことをイメージしますか?

今回の研究では、バランス練習・歩行練習・立ち座りなどの日常動作に近い運動を、自宅で行うスタイルが多かったです。

ポイントは、リハビリの内容を“医療資格者(理学療法士など)”が個別に処方していることです。自己流ではなく、専門的に計画された運動だからこそ効果が出たんですね。

白石

「YouTubeの動画や本で自己流にやるのとは、全然違います!一人ひとりに合わせた“処方”こそがリハビリなんです」

どんな効果があったの?

この論文では、16件の研究・合計1700人以上のパーキンソン病患者さんのデータが解析されました。

その結果、次のような効果が確認されました。

バランス能力の改善(立ったり、方向転換したりが安定)
歩行スピードの向上
自宅で続けることで、外出できなくても維持が可能

さらに、通所型のリハビリ(施設に通うスタイル)と比べても、家でのリハビリと効果に差がなかったという点も注目です。

白石

「つまり“家でもできるし、続けられるし、ちゃんと効果もある”という三拍子そろった内容だったということですね」

自費リハビリの中でも、オンライン指導が注目されている理由

この論文の結果を受けて、私たち理学療法士の現場でも大きな変化が起きています。

特に注目されているのが、自費リハビリのオンライン対応です。

なぜかというと…

• 通院が難しい方でも、自宅でリハビリが続けられる
• 医療保険の制限を受けず、必要な内容を十分に指導できる
• 「自分のペースで、でも確実に」運動ができる

といったメリットがあるからです。

白石

「理学療法+自費リハビリ+オンライン。この組み合わせは、パーキンソン病患者さんにとって、かなり強力な選択肢です」

リハビリ効果を出すための“条件”とは?

ただし、なんでもかんでも「家でやればOK!」というわけではありません。

この研究では、次のような“条件”を満たした場合に、しっかりと効果が出ていたことがわかりました。

週に150分以上の運動を6週間以上続ける
理学療法士が内容を設計・評価・調整している
必要に応じて、ビデオ通話や訪問でフォローしている

この“ちょうどよい距離感”が大切なんですね。

白石

「放っておくわけじゃないし、ベッタリ付きっきりでもない。“見守られている安心感”があると、続けやすいんです」

「家トレでいいなら、もう病院行かなくていい?」という疑問に答えます

「じゃあ、もう通院はいらないの?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

答えは、「状況によりますが、必ずしも通院だけが正解ではない」です。

実際、この論文では“通うタイプのリハビリと、家でのリハビリの効果は同じ”という結果になっています。

もちろん、病院での理学療法にもメリットはあります。でも、「体調が悪くて通えない」「地方に住んでいて専門家がいない」などの事情がある方には、自宅での継続的なリハビリが非常に有効な選択肢になります。

なぜ“継続”がそこまで大事なのか?

パーキンソン病は、時間の経過とともにゆっくりと進行する病気です。

だからこそ、リハビリも一時的にやるのではなく、“生活の一部”として取り入れていくことが大切です。

継続することで、筋肉や神経が新たなパターンを覚え、生活の中で自然に動けるようになっていきます。

白石

「“続ける”って、すごい力があります。少しずつでも“できる”が増えていくと、自信にもつながりますよ!」

こんな方に、自宅リハビリは特におすすめです

• 通院が負担になっている
• 人との接触を避けたい(感染症など)
• 地方や遠方に住んでいて理学療法士に会いにくい
• 自分のペースでリハビリしたい
• 家族と一緒に取り組みたい

こういった方には、自費リハビリのオンラインプログラムや、動画指導などがとてもフィットします。

しかも、研究でもしっかり効果があると証明されている。これは活用しない手はありません!

まとめ:自宅でリハビリするという“選択肢”をもっと知ってほしい

今回の論文は、こんなメッセージを私たちに届けてくれたと思います。

• 理学療法は、家でもできる
• 自費リハビリは、自由度と継続性の面で強みがある
• パーキンソン病の進行をゆるやかにするには、継続がカギ
• 専門家が関われば、効果も安心も大きい

白石

「“通えないからリハビリできない”じゃなくて、“家でもできる方法がある”って知ってほしい。それが、前向きに生きる選択につながると思うんです」

皆さんの生活に、少しでもプラスになる情報になれば嬉しいです。

「どんなリハビリから始めればいいかわからない」「一人でやるのは不安」という方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

参考文献

Flynn A, Allen NE, Dennis S, Canning CG, Preston E (2019).Home-based prescribed exercise improves balance-related activities in people with Parkinson’s disease and has benefits similar to centre-based exercise: a systematic review.Journal of Physiotherapy 65:189–199
https://doi.org/10.1016/j.jphys.2019.08.003

よければシェアお願いします
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

本記事の構成